『One man's trash is another man's treasure.』

旅行記部分は後々記します。


新潟へ向かう途中に娘。楽宴の現場の声(携帯版)を覗くと、
「会館前の桜が満開」との書き込みを見付けた。
しつこい位に書きますけど自分は桜が大好きです。
東京は風と雨のお陰であっという間に散ってしまった。
それがまた見られるという事実。
娘。ライブ以外の要素で嬉しい気分になりました。


到着、さくら満開
携帯で更新した時にも記した様に、
さくら組の事、やぐちゃんの事、他にも一杯思い浮かんで。
ワクワクと緊張感の入り混じった状態から、
いつもと違う心の状態でした。
会館に入り座席に着席、
「ぁ、ライブか」とわけのわからない事を考えてたし。


でも始まる前に正気に戻してくれたというか、
自然な気持ちにさせてくれたのは大勢の牛さん達。(笑)
流石はまこちの地元だぁ〜ってちょっと感激。


昼公演がSTART。
美貴のMCで「居ない」事実を突き付けられる。
これはキツかったけど、娘。達は自然でした。
もう、言われている決意みたいな、
背負わなくても良い責任みたいなものを、
自分は彼女達から感じなかった。
ただ「居ない」という事実が重く自分に圧し掛かるだけ。
それを如実に感じさせられたのがアンコールの掛け声。
御当地宜しく殆どの人が「麻琴!」コール。
それを受けて出て来る娘。達だけど、
そのまま普通に『大阪 恋の歌』に行ってしまう。
やぐちゃんが居たらどうだっただろう。
やぐちゃんが居てもそのまま行ったかも知れない。
だけど「if」の気持ちになってしまう事がとっても悲しい。
そして昼公演が終演。


ライブは楽しかったです、その事実に嘘はない。
だけど空虚になってしまう気持ちは何なのだろうと。
自然と自分達のライブを見せてくれた娘。達は、
淡々としていた訳でもなく、
気合いがみなぎり過ぎていた訳でもなく。


昼公演と夜公演の間、満開の桜の下に行った。
本当に綺麗。
この時、連絡が入って来る。
ミルク+ティーな男からであった。
この23日付の日記にある、まこち祖父母のほんわかとしたエピソードと、
何処から見ても妹さんだよね♪という状況と、
その前に牛さん達がまこちにライブMCで拾って貰えた事で、
何と涙を流して喜んで居たという事を見聞し、
恥ずかしながら下がり気味だったテンションが上がった、楽しむ事が大事じゃないかって。


そして夜公演がSTART。
自分の席は2階、少し前にまこち親族が控える。
昼も親族さん達は見て居たので、
昼と娘。さん達のテンションが全然違う理由が良く分からなかったけど、
まこちの気合いの入り様は凄く分かる。
地元で家族が見に来てくれているライブもこれが最後。
いつもより頑張って当たり前な状況。


楽しい。
「ぁ!ライブに参加してるんだ」って何故か思った。
その場に居るのだから当たり前なのにそう思った。
そして、昼にはどうしても違和感が取れなかった「新生モーニング娘。」という言葉に、
至極自然に優しさと心強さを感じた。


MC。
家族の話が出て来る。
これが2階に居る自分達にとってはネタばらしに見えて面白い。
梨華ちゃんが「麻琴のお母さんが来ています」
リーダーよっちゃんがフォローというか繋ぐけど、
皆の視線は2階最前へ。
手を振って応える家族。(笑)
そしてラストの『I WISH』
この曲の郷愁はかなり堪える。
だけどそれは、とても自然なフィナーレへのスロープ。


夜公演アンコール。
昼より更に大きな「麻琴!」コール。
やっぱり直ぐに『大阪 恋の歌』だったけれど、
何も考えず曲に聴き入った。


ラストMC。
新リーダーよっちゃんが言った。
『矢口さんから受け取ったこの黄金の襷が見えますかーっ?』
そしてふいにフットサルの話を。
「次は絶対に勝ちます」の駒沢から、
「本当に優勝するんで」と一点の曇りもない決意を聞かせてくれる。


見えたよ、襷。
優勝する事を信じてるよ。


まこちの家族は、
その後続く娘。達のMC全てに、
手を叩いたりサイリウムを振ったりで応えてる。
ラスト曲『ザ☆ピ〜ス!
曲の途中から自分は泣いてた。
何で涙が出て来たのかは未だに分からない。
でも悲しい涙じゃなかった。
そこにモーニング娘。が居る事実が嬉しかったんだと思う。
矢口真里が居ない事で頑張ってるとか、
矢口真里が居ない事を感じさせないとか、
何かの為にではなく、
大好きな歌とダンスで想いを伝えてくれた彼女達が居る。
それが、ただ嬉しかったんだと思う。


歌が終わって娘。達が挨拶、
梨華ちゃんとまこちが「はっぴー♪」
そして退場。
場内には『ハッピーサマーウェディング』が流れてる。
いつも以上に盛り上がるファン。
そこへまこちが再登場。


「新潟の皆さん、愛してるよー♪」


本当に愛が溢れてた。
場内はハピサマ終了と共に「麻琴!」コール。
家族は笑顔でファンの皆に挨拶したり頭を下げたり握手したり。(笑)
これだ。
あいぼんは卒業前に娘。の事を「家族の様なもの」と言っていた。
娘。達にとってモーニング娘。は家族。


八王子、群馬とファンも娘。も異様なテンションだったと聞いてます。
それに「関東は殺伐としてる」という言葉も頂きました。
確かに、突然の出来事があればそうなってしまうのかも知れない。
でも新潟からは冒頭に謝罪する事も無くいつものVTRからだった。
自分は本当のSTARTに立ち会えたのかも知れない。


いや、
自分自身がSTARTしただけなのかな。


熱く優しい新潟に集ったファンのみんな有難う。
娘。に有難う。
そして、まだ苦しさとか悲しさとか感情を露に出したり、
何をすべきかどうすべきか悩んでいるのに、
新潟−東京往復を車で連れて行ってくれたMIT
心からありがとう。
夏、北海道はでっかいどう!だね。(笑)