『1人は皆の為に』

ガッタスの戦い振りを評論(解説)しているサイトを幾つか見たのですが、
その殆どの論文に愛を感じませんでした。
ハロプロファンにはサッカーファンが多く居ると思っていますけど、
おおよそのサッカーファンてこんな人達ばかりなのでしょうか?

自分は、はっきり言えばサッカーより野球を愛しています。
だけどサッカーを始めスポーツは何でも見るし、
興味を持ったらルールを知って面白さを学んで、
その競技を代表する選手達をリスペクトする事から始めます。

今現在フットサルをしているガッタスの選手達は、
明らかに自分より上手いと思ってるし、
一生懸命にプレイする彼女達を好きという気持ちと同時に尊敬もしています。
この競技で"プロ"の選手達ではないのですから、
もう少し感情的にならない解説とか出来ないものですかね…。
ココみたいに分かり易い上に愛を感じる解説がもっと増えればなと切に願って止みません。

・・・などと書きつつ、
愛を忘れない739カップの私的解説に入らせて頂きます。(爆)
しかし1試合ごとの解説など他で読み尽くしていると思いますので、
ガッタスの全試合を通して思った事をば。

  • 意思の疎通がすんなり行く所と行かない所の差が激し過ぎた。

これは最終carezza戦で如実に出てしまった部分ですが、
美貴が内に切れ込み過ぎてよっちゃんと被ってしまうんです。
なので外にボールが出ても、
センタリングを出す前にカットされカウンターを受ける結果に。
後、キーパー(のの&こんこん)とまいちゃんの連係も上手く行かず失点が増えた。

  • ボールが足元に来てもおぼつかない。

地に足が着いていないと言うか、
キープに行く前にボールが足元から離れてしまう事が多かった。
(よっちゃん&コレティ以外)

  • 選手層の薄さ

よっちゃんの代わり、まいちゃんの代わりが居ない。
例え技術レヴェルが下がっても戦術をしっかりと理解している選手が、
せめて後2人は欲しかった。
1分でも2分でも交代で出てくれれば少しでも体力回復に役立つ筈。

Salsサイトの更新を見ていたら、
練習試合で相手(自分達より実力が上)を本気にさせたとか、
素晴らしいパスワークを披露とか載ってましたけど、
それが殆ど見られないまま終わってしまったのが今回。
野球で言う所のブルペンエースみたいな状態と言えば分かり易いでしょうか。
つまり試合で足元にボールが止まってくれなかったりしたのは、
練習試合で掛かるプレッシャーと、
優勝を賭けた大一番でのプレッシャーの違いが微妙な心理を与えたからだと思います。
今のガッタスは誰が見ても「強い」「上手い」と唸る女子フットサルチーム。
後はこのレヴェルをコンスタントに試合で発揮出来るかどうか、
これに尽きます。

足元がおぼつかないながらも梨華ちゃんマルセイユターンを決めていたし、
美貴は果敢にシュートを狙うアグレッシヴさを出してました。
だからまた先述した状態に陥りそうになったとしても、
次はきっと打開してくれると自分は信じています。
だって練習は嘘をつかないですから☆


因みに、
「ボスこと斉藤さんを外せ」問題とか、
「神様、仏様、是永様」のお話は次回にでも。