『フットサルFESTA!(3)』

  • 2006/1/5(昼)『チャクチャクJ.B公演』

今まで受けたトラウマの所為で、
舞台とは関係無しに気の重さを背負った自分。
家から電車1本で行ける池袋での公演なのに、
気乗りしないまま3チーム目の公演へ。


【ここでちょっと御芝居の物語を説明】
5チームが演じる芸能人女子フットサルチームは、
かつて常勝を誇り、
女子フットサル界を席巻していた伝説のチーム。
国内のあらゆる女子フットサルリーグチャンピオンを集め、
そのナンバーワンを決める大会、
女子フットサルチャンピオンズリーグを控え、
チームの主将であり精神的支柱だったアヤを、
交通事故で失い予選で1勝も出来ず敗退してしまう。


それから1年…、チームは解散同然。
選手達は皆、各々の仕事に着いていた。
そんな彼女達の所に1通の手紙が届く。
差出人は不明。
だが、少しずつ待ち合わせ場所にメンバーが集結して来る。
全員が集まった時、
超人気占い師チャネリータ城ヶ崎が現れた。
いぶかしむメンバーをよそに、
彼女は自分がアヤだと名乗る。
天国で神様に頼んで1ヶ月だけチャネリータの身体を借り、
チームを再結成しチャンピオンズリーグで優勝すると宣言する!
この嘘みたいな話を信用出来なかったメンバーだが、
本当にアヤだという事が分かると再結成を了承。
大会に向けて必死の猛練習が始まる。
そして迎えた大会、果たして見事優勝する事は出来るのか!?


こんな感じ。
当然、1年間殆ど身体を動かしていなかったメンバー間では、
ギクシャクしたり衝突したり、
スポ根ドラマ(アニメ)で御約束の展開が一杯です。
尚且つ感情の高まる部分とか、
試合の描写での緊迫感とかそういう部分は、
演者である彼女達が実際のフットサル大会で、
経験している事と重なるので、
物語には自然と引き込まれます。


更にチャクチャクのメンバーである、
石原朋香のCafe Mocha←石原さんのブログより、
各メンバーの役名。

カヨ・・・・・住田佳世
キクマル・・・菊丸美智絵
郷さん・・・・郷里美
ジンコ・・・・国見尽子
マコト・・・・金田真琴
ルミルミ・・・西本留美
しおり・・・・倉木しおり
アンドレ・・・ダニエリ・町子・アンドレージ・熊本

劇中は本名で呼ばれません、左が劇中呼び名。
カヨは各5チームの主将が務めるだけあって、
アヤ亡き後のキャプテンを任される役柄。
キクマルはゴレイロ
郷さんはロべカル並のパワフルなシュート力を持つ人で、
ジンコは芸能界休業後は自衛隊へ入隊、
マコトは孤高の天才ストライカーで、
ルミルミはきゃぴきゃぴしながらお水の花道へ、
しおりは引っ込み思案だけど実は一番の才能を秘めている。
アンドレはルミルミが連れて来た、
サッカーの出来ない内向的なブラジル人。
こんなメンバーで再び栄光を目指す。


チャクチャクは、この役どころを逆手に取る手法で来た。
このチームにはアクの強いキャラ"あじゃ"が居る。
彼女を当てはめるならジンコか、
そのままで演じられるアンドレ役がピタっとハマる。
所がこのチームはルミルミ役が"あじゃ"。
他チームを見ればザナドゥチームではくまきり嬢が務め、
ミスマガジンチームは"はちゅ"こと、
松嶋初音ちゃんが務めたルミルミ。
チャクチャクが違う意味で狙って来た事が分かる。(笑)


しかし、これが功を奏す。
あじゃがルミルミをやる事でこの舞台での、
チャクチャクメンバーの個性が際立ち、
実に物語をスムースに楽しめた上に、
前2チームより必死さを感じる事も出来た。
今回は1部と2部との間に休憩を挟む公演で、
2部が始まる時、後ろの客席に居た袴田監督が、
「こゆりー!*1」と叫んで笑いを誘う事もあったりして、
妙なアットホーム感(爆笑したけど)があったのもGood。
そして終演。
カーテンコールで涙、涙、涙。
こちらもちょっと貰い泣きしそうになる。
その流れで握手へ。
Carezzaでの過ちは繰り返すまいと前の人を確認、
どう考えても関係者じゃなかった。(笑)
ホッとしながら進む、
心から「楽しかったです」と言葉を掛けながら。
メンバーの殆どが泣いてるか涙目。
あの"あじゃ"ですら涙が止まらない。
最後はカヨ役、キャプテン梢子たん。
もう既に泣いてるんだけど堪えてる。


(´ ヮ`)<良いお話で、とても楽しかったです。
      有難うございました。
こちらの言葉を聞くが早いか、
手を握って何かを言おうとしてくれるものの、
後ろを向いてしまう梢子たん。


手は握られたまま。


(´ ヮ`;).。oOどないしよ…。
涙が溢れて来てしまったので、
何とか抑え様と必死な御様子だった。


手は握られたまま。


(´ ヮ`;).。oO右向くと出口が直ぐなのよね。
         くるみんをパスした場所で止まるとは、
         何という因縁。(泣)
ようやく前を向き直してくれる。
なのでもう1度。


(´ ヮ`)<とても楽しかったです。
      もう泣かないで梢子たん。
梢子たん<うん、泣かないよ☆


ファンなら萌えるシチュですよねぇ…。o(>_<)o
嬉しかったけど、全く萌えは無し。(斬首)


優衣と梢子が見たぁい〜♪と、その昔唄っていた、
「いいぞ!にんこん」横断幕作成者と、
梢子たんに関しては近い感覚となった模様です。
でもトラウマが1つ払拭されそうな気配をこの時感じる。
チャクチャクありがとうチャクチャク。
ピヴォ☆ガール最高!ってなるかも?な感じで、
チャクチャク千秋楽公演を終了。
そして運命のミスマガジン公演へ。


やっぱり、後まだ少し続きます。从´ ヮ`从

*1:11月でチームを離脱、公演チラシに顔写真入りで掲載も出演していない