『二人静』

スフィアリーグ3rdステージから1週間以上が経ってしまいました。
まだ何にも記してない・・・。(汗)
仕事で精神的に参ってしっかりとした文章が書けなかったという、
言い訳がましい事を記してみよかなと考えたり、
結果を記しただけで良いかなと思った事もありました。
それは何故かと言えば「負けたから」です。
実際の所、自分のリアルタイムレポでお分かり頂ける様に、
Gatasは準決勝で敗れ、優勝はdream。
もうGatasが活動を始めて2年が経っていますよね。
これだけ長い期間見て来ているのにも関わらず、
敗れれば未だに"負けたのは油断"とか"真剣にやってない"とか、
糾弾と言うか戦犯を探す動きにウンザリなんです。
しかも、そういう事を言う人間に限ってスポーツに全く興味が無いと来てる。
スポーツには興味が無いけどGatasは好きという感覚、自分は信じられません。
スポーツがこんなにも人々の興味を惹き、
感動や勇気、希望を与えてくれるのは筋書きが無いから。
そこにドラマがあるから。
Gatasに今まで起こった出来事の数々を思い出せば、
作られた感動など全く無い事が分かるでしょう?
2年も見て来ているのですよ。
それなのに、負けると同じ事を繰り返すガッタスヲタ。
もう疲れました、こういう人達と一緒に観戦する事が。


・・・こんな事を思ったのが昨年12月の1stステージ後とGyaOカップ後。
しかしながら今年2月の2ndステージで見事に優勝した為、
こういう部分は余り噴出せずに連続優勝を目指して3rdステージを迎える。
また同じ様な事が繰り返されるのかなぁと、帰京して色々見て周ったのですけど、
名古屋まで観戦しに行ったサポーターは、そんなに多くなかったみたいですね。
敗れた後、直ぐに会場を後にするサポーターは殆ど居なくて、
それは御約束である最後の場内1週挨拶を待つからかも知れなかったけど、
勝戦が終わって両チームに拍手を送っていたし、
自分が思うに名古屋でのガッタスサポーターは素晴らしかったと思います。
一部、いつもの変な奴らとか居ましたけどね。


以上、ここまで愚痴にお付き合い頂き有難うございました。m(_ _)m


明日から本格的に『恋するフットサル』も始まります、
それではここから自分なりに感じたGatas観戦記を。

  • 1回戦「Gatas vs chakuchakuJ.B」

リザーブから復帰した真夏の王者。
点は取れないけど失点もしない堅守を誇る相手で、
しかも相手が強いとそれに引っ張られてなのか、
それともGatasが思いきりぶつかれる相手だからなのか、好試合となりました。
結果は0-0からPKでGatasが勝ちましたけど、
点の入らない退屈な試合などでは無かったですし、
面白かったり緊迫した試合は時間が経つのがとても早く感じる。
Reportで「流れが悪かった」と記した部分の原因はみうなです。
彼女が凄く上手くなっていて、それは本当に素晴らしい事だし、
加えてテクニックを存分に披露してくれて良かったのですけど、
その時が長くて流れを切る形になってしまっていたのです。
ボールをキープして取られない、それも凄い。
だけどその間に囲まれてしまいゴール前へマークを振り切り、
フリーになっていたキャプテンひとみにボールが繋がらない。
ボール支配率は高いのにチャンスを中々作れない事が、
「流れが悪かった」のReportとなった訳です。
あれはやはり、今まで試合にどれだけ出場して来たか、なのですかね。
試合の流れを瞬時に掴むには試合経験を積むしか無いですものね。
只、この経験から次回のみうながかなり楽しみです。
代々木は広いですから、あのキープ力とボール捌きを存分に生かせます。
そしてS.G.G.K紺野あさ美の凄さ…。
スポフェスの十条戦で"完全な自信"を付けましたね。
もう、テンパリこんこんは居ない。
冷静に相手を見極め、シュートを止める。
PK戦の時など、絶対に止めてくれると自分達は信じ切ってましたもん。
美貴はトラップが凄かったです、感動しました。(笑)
あの調子なら美貴のポストプレイから、
数多くのチャンスを作れると思ったんですけどね。
自分のこだわりですが梨華美貴2Topをもう1度試して欲しい。(ToT)
点が入らなかった事についてはcarezza戦記に続きます。

Gatasが試合開始時間が早く次の試合まで長い休息時間の取れるAブロックを選ばず、
試合間隔の余り開かないBブロックを選んだ事に驚きましたが、
もっと驚いたのが「決勝でガッタスと!」と言っていたくるみんがBブロックに来た事。
昨年7月以来の激突となった両チーム、
互いの成長とプライドがぶつかったこれまた好ゲームとなりました。
今大会の北澤采配の特徴として、選手交代が少なかった。
K-1じゃないですけど決勝まで行けば3試合を戦う訳で、
何処で体力を温存するのかという事と、
試合出場のチャンスに中々恵まれない選手が居るので、
そちらへ配慮したものだったのかどうかは分かりませんが、
北澤監督の采配には何らかの意味が必ずありますよね。
それが確実に出ていた試合でもあります。
失点は一瞬の隙を突かれたもの。
相手に与えたFK、壁を作り中途半端にゴール前に戻って構える前に…。
ののはかなり悔しがってました、あの気持ちは凄く分かる。
そしてここからGatasの攻撃にエンジンが。
前半はゴールへ!という気持ちが強過ぎた感がありました。
後半はあさみを入れてパスを華麗に回しゴールへ迫る。
いつも『キッズラジ宴。』にゲスト出演して下さる、
しりうす。さんから大会後に聞いたのですけど、
Gatasメンバーが目まぐるしくポジションを代えながら攻撃していた事は、
現在のフットサルでローテーションプレイとして使われているそうですね。
あれは見ていて本当に驚きました、とにかく早いし動く動く。
安易な攻撃方法で1点を取るのではなく、こだわりの攻撃で相手から1点をもぎ取る。
ヴェルディの全盛時代を思い出しました。(笑)
ただ勝つだけのフットサルはしない、ガッタス格好良い。
そしてこれが今大会ベストゴールとも言える同点ゴールに繋がります。
前半にミスで1点を失ったののは試合終了間際、
前掛かりになり過ぎた裏を突かれた時、ラインギリギリに飛び出してクリア。
ハンドを取られたものの、場内VTRで見てもギリギリのプレイです。
あれが無ければ確実に1点を取られていたので正にファインプレイでした。
試合は1-1のままPK戦へ。
これを決められたら負けという場面でののがセーブ!
でも結局、3人が外してしまったGatasは敗れました。
最後、PKを決められてののが_| ̄|○のポーズをして、
本当に悔しそうに全責任を負った様な顔をしていたけど、
全然そんな事無い、ののが居なかったらとっくに負けていたのだから。
外した3人も決して消極的なPKだった訳では無く、
PK戦は本当に運だなと思えました。
Reportには「得点力不足」と安易に記していますが、
シュートにおけるフィニッシュの精度の低さからの言葉ではなく、
きちんと攻撃を仕掛けているのにゴールに繋がらない悩みからです。
これって、サッカーやフットサルでよくある壁ですよね。
乗り越えて欲しい、Gatasには。
敗れはしましたけど、Gatasのレヴェルの高さは凄いです。
梨華ちゃんのキックインは正確で、完全に武器の1つだし、
コレティの本気プレイは鬼気迫るものがあり、
里ちゃんが居ると相手にチャンスを絶対に簡単には作られない。
美貴のトラップは更に上手くなり、相手が中々止められず、
キャプテンひとみの存在感とゲームメークはキレを増す。
よっちゃんは、自分の視点ですけど身体が重そうに見えました。
余り調子は良くないなと思ったけど、試合が始まれば悪いなりにも試合を作る。
流石はキャプテンです。
あさみのスピードと突破も一時期のキレを取り戻した感があったし、みうなは前述通り。
代々木での逆襲に期待して良いのではないでしょうか。


他チームの観戦記は次回に。