『悔シュート!』

ちょっと書き残した事があるので今1度。
技術論を記さないのは"評論家"したくなかった事と、
スフィアリーグへの疑問が強かったからです。
でもやっぱり印象だけでも記して置こうかなと。

夏の大会では自分の役割を見失いつつありました。
でも今大会では役割以上に戦局を読み、
自分がゲームの中で何をすべきかを理解してましたね。
少し遠回りしたけれど、
新しい梨華ちゃんらしさを出しつつあると思います。

手も治っていつものこんこんでした。
スロースターター振りは相変わらずで(笑)、
1試合目はしっかりとボールを掴めてなかったりしてましたが、
試合時間が進むごとに調子を上げる所は素晴らしい。
課題は焦らない事。
ボールを渡す相手を見付けられないと、
気持ちがどうしても焦ってしまう傾向があります。
この問題はボールを受けるチームメイトにも問題があるので、
もっと話し合って連係をしっかりとして貰えたらなと思います。

ちょっと厳しく書きます。
自分で突破して切り開く所は素晴らしい。
しかしながらいつまで経っても、
よっちゃんとの連係が決まらない事は問題です。
藤本→吉澤は上手く行く事が多いのに、
吉澤→藤本が上手く行かないのは美貴に問題があるから。
ボールを待つにしても受けるにしても、
独り善がりな部分が非常に多い。
確かにストライカーは気の強さがないとダメです。
だけどこれだけ多く試合をこなしているのに"合わない"のは、
気の強さが悪い方向に出ている証拠です。
もっと冷静に周りを見る様に。
受け手の気持ちが分かるパスを出せるのだから、
自分が受け手となった時に少しの優しさを出して欲しい。
それが出来れば無敵のストライカーになれます。


最後に惜しくも決勝で敗れた、
ミスマガジンチームの評価を。
時東あみちゃんが精神的支柱ですね。
彼女がゴールを守っている事によって安定が生まれている。
逆に彼女と共に守ろうとする気持ちが強過ぎて、
ゴール前の視界をチームメイトが遮ってしまう事もしばしば。
あみちゃんが準決勝で相手選手から、
思いっきり手を蹴られてしまうアクシデントは、
それゆえの出来事であり、
決勝で与えてしまったゴールも、
人が集まり過ぎて一瞬の判断が鈍った末の失点。
これらは言うまでもなく経験の浅さから来るものなので、
解消されて来ると、もっともっと強くなりそうです。
今一番、応援していて楽しいチームかも。
抽選でいきなりYJシューターズに挑みに行くという、
空気の読めなさと言うか(笑)、
盛り上げ方を知っているだけに今後が本当に楽しみです。